10th International Symposium Communication and Information Technologies 2010 [ISCIT2010](2010/10/26〜2010/10/29)
ISCIT2010に参加させていただきましたので報告します。ISCITはその名の通り「通信」と「情報技術」に関する学会で去年は韓国、今年は日本で開催されました。扱う分野は「回路とシステム」、「通信」、「信号処理」、「画像処理」、「セキュリティ」、「情報システム」、「フィルタ」、「VLSI」など多岐にわたります。
シンポジウムは4日にわたって明治大学のアカデミーコモンで開催されました。明治大学のアカデミーコモンまでは私達の大学から徒歩10分少々と最も近い学外発表となりました。
出発前にちょっと(必死で)練習 | 同行してくれた松本君と梅津君 | 徒歩10分 |
明治大学アカデミーコモン | エントランスはガラス張りでとてもきれい | ISCITの看板の前で |
発表雑感
私は28日の発表でしたので、27日は学会の雰囲気を掴むためにも興味のあるセッションを見て回りました。
発表当日は研究室から会場に向かいました。私が発表するセッションは「Special Session7: Advanced Design and Realization of Digital Filter」で、座長は北九州大学の奥田先生が務めておられました。今回の発表タイトルは「Design of CSD coefficient FIR filters based on branch and bound method」で、CSD係数FIRフィルタ設計の高速化についてプレゼンしました。このセッションの発表会場はスクリーンが非常に大きくレーザーポインタでの発表になりました。また、慣れない英語での発表でしたので大変緊張しました。
質疑応答では計算時間にタブーサーチによる時間が含まれているのか、また、時間のかかった設計例についてもう少し深く調べると良いのではないかなど貴重な質問・コメントを頂きました。コメントくださった先生方に大変感謝しております、ありがとうございました。
スクリーンが大きく高い位置にあります | 落ち着こうと必死です | いよいよ発表です |
発表中は部屋が薄暗くあまり見えません | 緊張していてマイクからかなり離れています | 返答ができずあたふたしています |
最後に
初めての国際学会で不慣れなことが多く失敗も多かったですが、また違った学会の雰囲気も味わえて多くの刺激を受けることができました。今回、英語の不勉強を痛切に感じまた、英語は常に勉強が必要であると身にしみて覚えました。最後に、今回の発表の準備に協力してくださった陶山先生を始め、院生の皆さん、学部生のプテリさんには本当に感謝しております、ありがとうございました。ちなみに次回ISCIT2011は中国で開催の予定です。