信号の分類
信号の分類
時間tに対して定義されたf(t)がtに対して連続or離散と、f(t)に対して連続or離散で、信号は4つに分類できる。
アナログ信号はt、f(t)両方に対して連続であり、
ディジタル信号はt,f(t)両方に対して離散である。
以下に4つの信号の型を示す。
連続時間信号(独立変数tに対して連続) |
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アナログ信号
非周期+連続時間信号→フーリエ級数
周期信号+連続時間信号→フーリエ変換(FT) |
多値信号 |
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離散時間信号(独立変数tに対して離散) |
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サンプル値信号 |
ディジタル信号
非周期+離散信号→離散時間フーリエ変換(DTFT)
周期信号+離散信号→離散フーリエ変換(DFT)
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一般的に人間が感じる音や映像などは全てアナログ信号である。
代表的な連続時間信号
指数関数
指数関数は、
である。aの値によってグラフの特性は以下のようになる。
時間に関して微分をしてみるとa倍になるという特徴がある。
よって微分演算によって関数の形は変わらないため、線形・定数係数微分方程式において、解が指数関数の和で表せる。
正弦波信号
周期信号の最も基本的な信号であるのが正弦波信号である。
はω[rad/s]は角周波数であり、周波数f [Hz]とω=2πf の関係にある。
その他の代表的な連続時間信号
複素指数関数
正弦波信号
代表的な離散時間信号
離散時間指数信号
その他の代表的な離散時間信号
離散時間複素指数信号
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