半無限計画問題
制約付最小化(最大化)問題の中でも変数の数が有限個,制約条件数が無限個の問題のこと.
なぜこんな考え方を必要とするかですが,近似問題などにおける真の意味での最適化を考える場合,
半無限の考え方が重要となってきます.
これは,例えばある1つの連続軸上で有限個の変数で関数を近似したい!というときに
制約条件で x が1.2のときに4.1と入れれたとします.これは制約条件を1つ要したことに当たります.
よっしゃ次は x が1.3のときだ・・・まてよ x が連続なら1.21も・・・
と考えていくと,気づいたら必要な制約条件の数は無限個になっており,
こうなったときの最適化の考え方として,半無限の考え方が必要になります.
つまり,近似問題の最適化をこれでもかというくらいに考えると,半無限計画問題を倒さなければなりません.