研究紹介



マイクロホンアレーによる複数音源定位


マイクロホンアレーは,複数のマイクロホンによる収音系で空間的な信号処理システムことです。
私のトップページの一番左の写真がそれです。 応用として,音源方向の推定や雑音除去に用いられます。
私は,このマイクロホンアレーを使用した複数音源定位についての勉強を行っています。
マイクロホンアレーによる複数音源定位は,ロボットの聴覚や遠隔会議システムなどさまざまなところで利用されています。
また,2マイクロホンによる複数音源定位は,システムの小型化や演算コスト削減において,注目されています。


複数音源定位問題

空間中にN個の音源があり,2個のマイクロホンで受音するモデルを考えます。
s(n)は目的音,iは音源番号,τiは到達時間差を表しています。
このτiは,音源方向を推定するにあたりとっても重要です。
複数音源定位問題は,受音信号x1(n),x2(n)から音源方向θiを推定する問題です。


2音源の定位結果

この図は,ヒストグラムと言い,横軸が方向,縦軸が相対頻度を表してます。
本研究では,このヒストグラムのピークから音源方向を推定します。


詳しくは こちら

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