- 平成22年 FIT 研究発表会
『平成22年 FIT 研究発表会』に参加しましたので、その様子をご報告します。
ちなみにFITはForum on Information Technologyの略だそうで。
そんなFIT。2010年度開催は9月7日〜9日の九州大学伊都キャンパス。まさかの熊本→福岡の学会連続参加です。
右が九州大学伊都キャンパスなのですが、やはりでかい。
というか行く大学全ての感想が「でかい」一言になってしまうのは、今のキャンパスがアレなせいだからでしょうか。
さて、一日目。最初の発表はわたくし松本でございます。
◇線形半無限計画法による通過域平坦阻止域等リプル振幅特性をもつ
平坦群遅延IIRフィルタの最適設計<発表者:松本>
といった長い題名で、平坦特性をもつIIRフィルタの設計法について、研究発表してまいりました。
熊本で発表してきた内容とは微妙な違いがあるため、苦戦したのを覚えています。
2日目は、本研究室で動画像の研究を行っている藤崎さんのご発表があります。
◇Particle Swarmに基づく人物追跡の一検討<発表者:藤崎さん>
発表内容は、カメラで撮影した動画内で人物を追跡するというもの
研究の成果として、動いている人の顔をParticle(粒子)が追っている動画があり、すごく見ごたえのある発表でした。
FIT研究発表会最終日。
実は、1日目、2日目と雨模様で天候は最悪だったのですが、ここにきての快晴。
きっと押田さんあたりが晴れ男なのではないかと疑っています。
さて、本日の発表は2件。
◇遅延和アレー法に基づく複数移動音源追尾の性能改善<発表者:押田さん>
熊本の時と同様、流石の安定感。
◇音声の局在時間を考慮した複数音源定位<発表者:前田君>
やっぱり発表うまいなぁ、と感じさせられます。見習わねば。
以上、H22 FIT 研究発表会への参加報告だったのですが、今回、熊本、福岡と連続で学会に参加して感じたことと言えば、やはり疲れたの一言かと。
しかし、「疲れた」というのは、真剣に学会へ向けての準備や発表を行ったためだと思いますので、良い疲れだったと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、福岡ですから当然こういうのもありました↓